無料・低額診療制度について
無料・低額診療制度は社会福祉法に基づく、生活改善までの制度です。
医療が必要であるにもかかわらず、様々な経済的な理由により医療費の支払いが困難な人に対し減額や免除を行い、相談に応じて公的な制度や有効な社会資源の利用も提案します。プライバシーは厳守します。
またこの制度は、歯科や介護事業でも実施しています。外国の方も利用できます。
相談の結果、制度の適用にならなかった場合でも、生活上の諸問題を解決するために一緒に考えていきましょう。
たとえばこんな場合にご相談ください
- 保険証がない。
- 「短期保険証」「資格証明書」が発行され困っている。
- リストラ、失業などで収入がなく医療費を支払うことが困難になった。
- 病気や障害などで就労が厳しく生活費だけで精一杯。医療費まで用意できない。
- 「医療費が払えない」と治療を受けず悩んでいる人が知り合いにいる。
制度の利用にあたって
- 利用には所定の申請書による手続きが必要です。
- 利用できる方は、世帯収入が減免の基準を満たす方です。申請の際、所得の状況を証明できる書類(源泉徴収票など)が必要です。
- 生活が改善されるまでの一時的な措置(約1ヶ月間)です。必要であれば公的な制度活用などについて提案します。
- 対象となる医療費は、申請された医療機関の医療保険の自己負担金と入院食事代です。
自費診療分や申請した医療機関以外での治療費などは対象となりません。
制度の利用の流れ
1.電話にて連絡
まずは電話にてご連絡下さい。
2.相談
ソーシャルワーカー(相談員)や職員がお話をうかがいます。
3.申請
必要な書類をそろえて申請していただきます。
4.判定
制度が適用されるかどうか判断します。
5.決定
ご本人にお知らせします。